IT業界は人材不足?
IT業界を全く知らない方からすると、IT業界は何となく自由な環境でラフな格好で、人と話さずパソコンと向き合っているイメージが何となくあるかもしれません。
一方で、狭いオフィスで残業も多かったり激務の割には給料も安いという評判もあると思います
どっちも否めないのが事実ではあります。そのため、何となく華やかなイメージを持ってIT業界に入ってしまうと向き合った現実にびっくりするかもしれません。
しかし、専門職のイメージが強いIT業界から未経験者歓迎というところも多くみられます。
実際に日本のIT業界は毎年成長していますが、一方で人手不足も抱えております。
特に優秀なプログラマーやシステムエンジニアを確保することはIT業界全般で抱えている課題でもあります。
経産省の調査によると、2015年時点で17万人の人材が不足しており、人口高齢化によってこれからもっと増えると見込んでおります。
そのため、IT業界は未経験の方も積極的に採用し、育成前提で採用する企業も増えてきました。
また、海外のIT人材も増加傾向であります。
直近5年間のIT人材の増加率は20%ですが、外国人IT人材の増加率は56%で、海外からも積極的に採用を進めてます。
IT業界が未経験者を歓迎している理由
IT業界の人材不足はITに対する需要は増えているのに、それを解決できる技術者は減っていくからです。
IT技術はまだまだ進化している中で、コロナ過やDX推進などに対応するためには優秀なIT人材が必要です。
本音を言うと、今IT人材が不足していることは、10年前にITに対する準備ができていないからです。
優秀なIT人材は一晩で育てられないので、10年前にITに対する企業や国の投資が足りていない負債が今となって人材不足という結果に繋がっています。
逆に言うと今は企業側がその問題を認知し、将来的に活躍できる人材を育てようとする意識がたかっており、その結果、未経験者でも優秀な人材をIT人材として育てようとしている時代になっています。
IT業界で働くために最低限必要なスキル
なので、もしIT技術に興味があり、もしくはIT技術を身に付けたい人達には今がチャンスかもしれません。
しかもIT知識は業界を跨って必要なスキルになっています。IT業界に転職するからと言って、元々の業界の知識や本来やりたかったことができないわけではありません。
もし、IT業界に挑戦してみようと思う方に必要なスキルを紹介します。
ITの基礎知識
ITの基礎知識は最低限必要です。IT基礎知識というのもざっくりしていますが、基本情報技術者試験に合格できる相当の知識ぐらいは必要です。
もっと言うと、IT業界で長く働きながら成長するためには、コンピューター工学の知識は必要ですが、業界で働きながら学べるようなモチベーションがあれば良いと思います。
プログラミング知識
IT業界も広い分野がありますし、かつ役割も多くあります。実は、IT業界で働きながらプログラミングをしたことない人も多いです。
なので、プログラミングできなきゃIT業界で働けないことはないです。(お金持ちじゃなくても金融業界で働けるのと同じかな)
しかし、IT業界は本質的にIT技術を利用して世の中の課題を解決する業界であり、そのIT技術を構成しているアルゴリズムやプログラミングに対する理解がないと、限界を感じると思います。
コミュニケーション能力
どこの業界でも必要なスキルですが、IT業界で意外と特に重要なスキルとしてコミュニケーション能力があります。
IT業界は、お客様の課題をIT技術で解決するといいましたね。このお客様はITのことは全く分からない方も多くいます。また、お客様と言っても一人ではなく、企業の場合もあるし、不特定多数の場合もあります。いろんな相手の意向を把握し、自分の意見やIT技術について分かりやすく明確に伝えることがとても大切です。
IT技術を学び、IT業界で働きたい方へ
ITスキルはこれからの世の中を生きていく上で、必須スキルと言っても過言ではありません。
特に今の時代は無料動画やWebサイトなどIT技術を学べる無料ツールもたくさんあります。
また、プログラミングスクールやIT転職支援サイトなどもいっぱいあります。
その中で、プログラマカレッジのように就活とスクールのハイブリッド型サービスもあります。
プログラマガレッジは無料で学べて、研修を通じて自分の得意分野にあった就職先を紹介してくれるので、就職率も高いそうです。
もし、IT業界で働いてみたいけど、ITのことはまだ分からない方や、これから勉強してみたい方は無料で利用してみてください。