ニュージーンズ、独立活動で新たな挑戦へ—韓国ラジオ番組で語った「大きな舞台」の希望

韓国の人気K-POPグループ、ニュージーンズ(NewJeans)が2024年12月25日、CBSラジオ番組「キムヒョンジョンのニュースショー」に出演し、新たな活動への展望と2025年への希望を語りました。この出演は、所属事務所ADORとの契約分争中に行われたものであり、話題を呼んでいます。

「ニュージーンズ」という名前を避けた出演

番組には「ニュージーンズ」というグループ名ではなく、メンバーの個人名(ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘイン)が使用されました。この背景には、ニュージーンズが所属事務所ADORとの契約問題を抱え、独立した活動を行っている状況があります。

彼女たちは、SNS「Jeanzforfree」の開設や、独自のファン交流活動など、ニュージーンズという名前を使わない形で活動を展開しており、今回のラジオ出演もその一環でした。

ラジオ出演で語られた「大きな舞台」への希望

出演中、メンバーのハニは「来年は韓国で私たちだけの大きな舞台に立ちたい」と語り、「大きな舞台」というのは「多くの人が集まる場というだけでなく、自分たちの全てを注ぎ込める場所」を意味すると説明しました。今年行った東京ドーム公演のような大規模なイベントを韓国でも実現したいという強い希望を表明しました。

また、番組ではクリスマスキャロル「きよしこの夜」を披露し、「この曲を通じて、困難な一年を振り返る人々に癒しを届けたい」という想いを伝えました。

奮闘する姿とファンへの感謝

メンバーたちは、契約問題に関して直接的なコメントは避けましたが、ヘリンは「今年は多くの出来事があり、私自身にとっても大きな変化があった」と振り返りました。また、ハニは自作のソロ曲「ダーリンダーリン」を披露しながら、涙を流し「辛い時期に書いた曲で、まだ傷が癒えていない」と心情を吐露しました。

一方、ミンジは出演時に、ミン・ヒジン前代表の名前が書かれたTシャツを着用しており、これも話題となりました。

社会的な活動とファンへの支援

ニュージーンズは、音楽活動だけでなく、社会的な活動でも注目されています。彼女たちは、韓国で行われた「大統領弾劾集会」の参加者に向けて食事560人分を無料提供しました。ファンだけでなく、他のアーティストのファンも参加できる形式をとり、「寒い中で温かい食事を提供することで、少しでも心が温かくなれば」との思いを込めました。

依然として続く契約分争

ニュージーンズとADORの契約分争は依然として続いています。ADORはニュージーンズの活動について「会社と合意のない独自の決定」と非難し、契約の有効性を巡る訴訟を起こしています。ニュージーンズ側は契約違反を主張していますが、双方の対立は収束の兆しが見えません。

次なるステージに向けた準備

ニュージーンズは、2025年1月4日から日本の福岡で行われる「ゴールデンディスクアワード」に出演予定です。このイベントは、彼女たちの音楽キャリアにとって重要な節目となるでしょう。

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まとめ

ニュージーンズは現在、所属事務所との対立という困難な状況に直面しながらも、独自の活動を通じてファンとのつながりを強化し、新たな未来への希望を語っています。彼女たちの挑戦は、K-POP業界だけでなく、エンターテインメント全体に新しい可能性を示していると言えるでしょう。

来年、彼女たちがどのような「大きな舞台」に立つのか、その挑戦と進化に注目が集まります。

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NewJeans

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