委託生産するとき、OEMとODMはなに?製造だけやるならOEM、デザインまでやるのはODM

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OEMとODMはなに?

ナイキやアディダスの靴を買ってタグをよく見ると「made in vietnam」という記載があることに気づくと思います。なんでナイキもアディダスもベトナムで靴を作ってるんだろうと気になりませんか?実はベトナムは中国の次に世界で靴の輸出額が高い国です。その理由は多くの靴メーカがベトナムの靴工場に委託生産を依頼しているからです。ベトナムの工場のように製品を生産するけど自社ブランドを持たずに製造して納品することをOEM(Original Equipment Manufacturing)と言います。

OEMと似たような概念としてODMというのもあります。ODMはOriginal Development Manufacturingの略です。OEMと同じく自社ブランドを持たずに代行生産することは同じですが、OEMと違って生産業者が製品の開発とデザインまで関わるため、生産業者の付加価値を高められるといったメリットがあります。ODMは製品開発力を持った製造会社が販売チャネルを持っている会社に商品を提供する方式になります。自社ブランドを持っている企業だからと言ってすべての商品を設計・デザインすることは難しいです。コア商品は自分で設計し生産を委託するOEM方式で行い、主力製品以外は開発されている製品に自社ブランドを付けて販売するODM方式が好まれます。家電で例えるなら、冷蔵庫やテレビは自社で開発し、小型家電などはODMで販売することで、利益を最大化しながら自社の強みとなる技術力向上にリソースを集中し、ブランドの価値を高めることができます。

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