はじめに
NetflixやDisney+などの韓国ドラマ次々とヒットしている中、特に注目を集めているのが「もうすぐ死にます(原題:이재, 곧 죽습니다 原作漫画:もうすぐ死にます(原題:이제 곧 죽습니다))」です。このドラマは、生と死をテーマにしたファンタジー韓国ドラマで、多くのライジングスター俳優たちが出演することで話題を呼んでいます。

あらすじ
主人公のチェ・イジェ(ソ・イングク)は、仕事が見つからず、元カノも彼との関係を断ち切り、さらにはビットコイン詐欺で全財産を失うなど、不運が重なっています。イジェは何もうまくいかない人生に対する失望から、死を選ぼうとします。そんな彼は自ら命を絶とうとするが、その行為が死神(パク・ソダム)を怒らせてしまいます。罰として、彼は13回もの様々な人の人生を繰り返すことになります。毎回、死の間際にいる別の人物として目を覚ますイジェ。もし彼がその状況を乗り越え生き延びることができれば、その人物として生き続けることができます。
このドラマは、ウェブトゥーン作家のイ・ウォンシクとクルチャンによるオリジナル作品を基にしており、全世界で愛され、7言語以上で翻訳されています。
主人公チェ・イジェは、継続的な就職失敗と人生に対する失望から、死を選ぼうとします。しかし、その選択が死神(Park So-dam)によって厳しく裁かれ、12回もの生と死を繰り返すことになります。Seo In-gukの演技変化が非常に期待されています。
キャスト
チェ・イジェ(演:ソ・イングク)

7年間にわたる就職失敗の末に、人生に対する意欲を失った人物です。貧しい家庭環境で育ち、人生での苦労が多かったため、死後には厳しい裁きを受けます。
死神(演:パク・ソダム)

チェ・イジェが地獄に落ちる寸前に、彼に対して12回の生と死という裁きを下す神秘的な存在です。
ジョン・ジス(演:コ・ユンジョン)

小説家。転生して他人として生きるイジェとカフェで出会い、イジェが転生する男(自分の)の物語を話す相手。
パク・テウ(演:キム・ジフン)

?(演:ナム・ギョンウプ)
?(演:ユ・インス)
イジェ(転生)(演:SUPER JUNIORのシウォン)

イジェ(転生)(演:ソンフン)
イジェ(転生)(演:キム・ガンフン)
イジェ(転生)(演:チャン・スンジョ)
イジェ(転生)(演:イ・ジェウク)
イジェ(転生)(演:イ・ドヒョン)

イジェ(転生)(演:キム・ジェウク)
イジェ(転生)(演:オ・ジョンセ)
見どころ
主演俳優:ソ・イングク、パク・ソダムの演技
ソ・イングクさんは何をやってもうまくいかない無能な男イジェを演じます。これまでロマンティックドラマで主演を多く務めた彼の演技変化が非常に期待されています。また、死神役のパク・ソダムさんは、年齢も能力も、さらには善悪も不明な神秘的な存在として描かれます。彼女がなぜチェ・イジェにこのような裁きを下すのか、その理由も見どころの一つです。
多人1役する俳優たち
多様な演技スタイルを持つ俳優たちがキャスティングされています。しかもその人たちはイジェが転生して生きる、違う人生を生きてきた人たちを演じます。それぞれ背景も年齢も異なる人として生き返ったイジェを多数の俳優さんたちが演じることとなります。それぞれどのようにイジェを描くかを見るのも楽しみです。(そして、最後の転生は。。。)
制作スタッフと高い評価を得た原作漫画のストーリー
この作品は、「18アゲイン」などで有名なハ・ビョンフン監督が手がけます。また、原作は人気のNaverウェブトゥーン(ライン漫画)で、その独自の世界観で注目されていました。制作陣は、「12回の生と死を繰り返すチェ・イジェの闘いを通じて、現実に疲れた人々に慰めを提供したい」とコメントしています。
「もうすぐ死にます」の公開日は?
「もうすぐ死にます」は、当初2023年11月にリリースされる予定でしたが、リリースが12月に延期されました。具体的な日程はまだ発表されていません。このドラマはアマゾンプライムで全8話配信される予定です。
まとめ
「もうすぐ死にます」の原題を訳すと、「イジェ(이재)、すぐ死にます」ですが、原作漫画の原題は「イジェ(이제)すぐ死にます」です。違いがわかりますか?
イジェはもうすぐ、英語でnowの意味がありますが、主人公の名前と発音が同じです。(ハングル表記は異なります。)
同じ発音から、(何度も)すぐ死にますという物語の内容と、(主人公が)すぐ死ぬところから物語が始まることをかけています。結局、作者は死を決心したイジェの物語から、生きる意味を語ろうとしたのではないでしょうか。ドラマではどのような物語になるか楽しみですね。