『マスクガール』の登場人物、チュオナムと母親キムギョンジャのキャスティング裏話
マスクガールで大注目される親子
ネットフリックス韓国ドラマ『マスクガール』では、チュオナム（アン・ジェホン）とキムギョンジャ（ヨム・ヘラン）のキャラクターが視聴者から注目されました。
アン・ジェホンはマスクガールが引退作？！
アン・ジェホンは、この役に対する大胆な変身を遂げました。外見だけでなく、役柄も非常に嫌悪感のあるキャラクターで、彼がなぜこの役を選んだのかについて議論されました。
アン・ジェホンは、原作漫画のキャラクターを真面目に再現し、外見的にもまさに「チュオナム」らしい印象を持たせることを望んでおり、彼自身の個性を完全に消し去り、新しいビジュアルを作り出しました。
撮影のために体重も10kg増やし、それでも満足できずに、体内にプロテーゼを組み込むなど、徹底的な変身を遂げました。
話題となった脱毛メイクは、キム監督がアイデアを提供したもので、韓国映画『怪物』で注目を浴びた特殊メイクチームが担当し、撮影前に約2時間かけて準備作業が行われました。
そのため、一部のスタッフからは外部の人間と誤解され、撮影現場への立ち入りが制限されたこともあったと言います。チュオナムのキャラクターには、目つきもぼんやりしている必要があると考え、アン・ジェホンは高度の度数を持つ眼鏡を着用しようとしましたが、スタッフから止められたようです。
変身後、初めて見たときの印象
アン・ジェホンは最初、自身でもビジュアルに驚き、こんなにしても良いのかと疑問に思ったと語っています。しかし、キャラクターがしっかりと定着したと感じ、満足しているとも付け加えました。
「アイシテル」という日本語の演技も、アン・ジェホンがキム監督に提案したもので、原作漫画を通じてキャラクターを研究しているうちに、チュオナムが日本語をつぶやくシーンを見てアイデアを得たそうです。完璧なオタクへの変身を実現するため、アン・ジェホンは日本語の先生から日本語を学んだようです。
壮絶な復讐劇、キムギョンジャ
『マスクガール』を見て、主人公はキムモミではなくキムギョンジャだと思った人は私だけではないでしょうか？ キムギョンジャの活躍が非常に印象的でした。ヨム・ヘランは『ザ・グローリー（The Glory）』でも家庭内暴力の被害者として娘を救いたいという切実な願い、母親としての強さ、人間味ある優しさなど、多面的な感情を表現し、注目を浴びました。この作品でも、彼女の演技はさらに素晴らしかったです。
『マスクガール』でも、これまでに見たことのないような母性愛、狂気、息子を失った怒りと悲しみなどを描き出し、話題となりました。
俳優自身のインタビューがないのは少し残念でしたが、監督が少しだけ説明してくれました。最初に登場したときは夫のいないシングルマザーとして、子供を強く育ててきた姿でした。その際、全体的なスタイリングも女性らしい雰囲気で、おばさんパーマヘアスタイルを取り入れました。
その後、息子を失った復讐の時には、できる限りその悲しみにひたり、ぼろぼろの短髪に変身しました。肌の表現も乾燥し、荒れた印象を持たせました。最終的には整形手術を受け、誰にでも親しみやすいおばあさんとして生まれ変わりました。それがキムミモの心の壁を緩くする鍵となりました。
まとめ
Netflix韓国ドラマ『マスクガール』の登場キャラクター、チュオナムとキムギョンジャの舞台裏とキャスティングについてお伝えしました。このドラマのキャストたちは、彼らの役に徹底的に変身し、視聴者に深い印象を与えました。ますますの成功を祈ります。
