会社で与えられる仕事のほとんどは20分ぐらい悩んだら、答えや方向性が見えてきます。逆に言うと、20分以上に悩んで答えが分からなければ、その仕事は20日考えても分からないと思います。
上司に仕事を頼まれた時に、やったことない仕事だし、どのようにやるか分からないようなことを指示され、悩んだことは誰でもあると思います。悩んでもあまり進まず、期限ぎりぎりになって何となく資料の様式に当てはめたような報告資料を提出し、上司にとんでもなく説教されることは、新入社員あるあるですね。大学生のレポート感覚で仕事をしてしまうとこのようなことが起こりますね。ただし、学生は授業料を払って教育サービスを受ける側ですが、社会人は仕事の対価として給料をもらっているところが異なります。
新入社員が覚えておかないといけないことは、難しそうに見える仕事でも、やってみるとそうでもないことが多いということです。そもそも新入社員に与えられる仕事は、他の新入社員でもできると想定されている仕事がほとんどです。
まずは20分悩んでみて、与えられた仕事をどのようにこなしていくかを描いてみましょう。次に、答えが見つかっても見つからなくても、まずはそこで上司や先輩に報告します。答えが見つかったら、答え合わせをして、見つからなかったらそれを報告してください。20分悩んで分からないことは20日悩んでもほとんどわかりません。
実際に資料を作成したり、作業をすることは、方向性を決めてからでも全然遅くありません。その方向性を見つけて合わせることがどれだけ大事かということは、先輩になったらすぐに気づきます。
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