韓国ドラマ『ワンダフルワールド』が、2024年3月1日からDisney+ (ディズニープラス)の「スター」ブランドで独占配信されます。全14話で構成されるこの作品は、毎週金曜日と土曜日に2話ずつ配信される予定です。ASTROのチャウヌが出演し、その演技力で新たな魅力を見せてくれることが期待されています。
韓国ドラマ『ワンダフルワールド』とは？
Disney+ (ディズニープラス)韓国ドラマ『ワンダフルワールド』は、愛する息子を失った女性教授と過去の傷を抱えた謎の青年が繰り広げるヒューマン・サスペンスドラマです。『トレーサー』のイ・スンヨン監督と、『嘘の嘘』を手掛けたキム・ジウン脚本家がタッグを組み、心に深い傷を持つ二人の登場人物がどのように対峙し、互いに影響を与え合うのかを描きます。
『ワンダフルワールド』は、Disney+ (ディズニープラス)のコンテンツブランド「スター」での独占配信。他の動画配信サービスでは視聴できないため、Disney+ (ディズニープラス)での視聴をお忘れなく。
『ワンダフルワールド』あらすじ
Disney+ (ディズニープラス)韓国ドラマ『ワンダフルワールド』の主人公のウン・スヒョンは心理学教授であり有名作家。完璧に見えた彼女の日常は、息子が殺された事件をきっかけに一変します。絶望と憎悪に満ち、法の網をかいくぐって自由の身となった犯人を自らの手で葬り去る決意をします。スヒョンは刑務所で出会った人々との交流を経て、少しずつ心の傷を癒していきます。そんな中、謎多き青年ソンニュルと出会い、二人の関係は徐々に変化していきます。
『ワンダフルワールド』企画意図
世の中には法律では裁けない悪が存在することにあります。それが復讐が存在する理由です。ここには、不当に若い息子を失った女性「スヒョン」がいます。私は許していないのに、法律は加害者を許し、私の子どもは死んだのに、人非人の加害者は何も失っていません。結局、彼女は血に飢えた叫びの中で、目には目を、歯には歯をの原則を実行します。そうして悪を滅ぼし、善を「救済」したと信じていました。それは、彼女と似た傷を持つ「ソンニュル」と出会うまでのことでした。挫折と苦い運命を持つ二つの魂が、それにもかかわらず試練を通じて救済の物語に絡み合っていく「ワンダフルワールド」です。すべてはあの夏、あの日の事件から始まりました。
『ワンダフルワールド』キャスト
ウン・スヒョン（演：キム・ナムジュ）
以前、心理学の教授であり作家でもありました。誰もがスヒョンを愛し、彼女の周りはいつも明るく、彼女の存在自体が輝いていました。その理由は、彼女のポジティブな思考、周りの人々の心を理解しようとする配慮、そして周囲を幸せにする彼女のユーモアにありました。心理学を専攻したのは、人の心が常に変化し、新しくなることに魅力を感じたからです。そして、その知識を分かち合うために教授という職業を選びました。
彼女の人生は、まるで傷一つない宝石のようでした。愛する人との愛も成就し、初めて書いた本も想像を超えるほどの愛を受けました。しかし、彼女の幸せな生活は突如として悲劇に見舞われます。4回の流産の末にようやく授かった、命よりも大切な息子「ゴンウ」を事故で失います。事故を起こした加害者は反省することなく、彼女と息子を嘲笑いました。そして、最終的には復讐のために加害者を討ち、犯罪者となります。トラウマに苦しむよりは憎しみに狂う方がマシだと言わんばかりに、彼女は自分の復讐を後悔していません。
クォン･ソンニュル（演：チャ・ウヌ／ASTRO）
心は弱かったものの、強い意志を持っていました。ソンニュルの人生は常に死に近く、自分と同じように苦しむ子供たちを治療することが彼の夢でした。しかし、愛する家族を失い、その夢も壊れてしまいました。かつて幸福だった家庭、安全だった家、享受していたすべてが失われました。絶望の淵に立たされたソンニュルは、かろうじて生き延びてきました。彼に残されたのは、この世界への憎悪だけでした。そんな中、ウン・スヒョンと出会い、彼の日常は怒りと諦めが繰り返される中で、新たな展開を迎えます。
カン・スホ（演：キム・ガンウ）
ウン・スヒョンの夫です。彼は以前は記者であり、現在は報道局の局長を務めています。スホは誰よりもスヒョンと彼らの息子ケンウを愛する夫であり、父親でした。彼にとって、二人のためなら命さえも投げ出すことができるほどです。しかし、ある日起きた悲劇によって、息子を失い、妻が殺人者となってしまいます。一瞬の間違った選択が原因で、制御不可能な破滅へと巻き込まれてしまう人物です。
ハン・ユリ（演：イム・セミ）
ウン・スヒョンの親族のようなのような親密な関係です。以前はスヒョンのマネージャーを務め、現在はチョンダムの編集ショップの代表です。ユリは幼い頃、寒い路上に追い出されるたびに震えながら祈りました。この不幸をすべて耐え抜くので、どうか一度だけでも幸せにしてほしいと。そして、スヒョンのおかげでその願いは叶いました。ユリにとって、スヒョンとその息子ケンウは、自分の命以上に大切な存在です。しかし、ある夏の日に起きた事件が、彼女の人生に悲劇の始まりを告げました。
オ・ゴウン（演：ウォン・ミギョン）
ウン・スヒョンの母親で、レストランを経営しています。ゴウン（きれい、美しいという意味）という名前は、彼女の両親が一生懸命考えてつけた大切な名前です。その時代に、一般的だった名前とは異なり、両親が全ての愛情を込めて名付けたその名前をゴウンはとても気に入っていました。裕福な家の一人娘として、その名前の通りに美しく育つようにと願って名付けられました。そして、その名前よりもっと美しい娘、スヒョンを授かりました。しかし、そんなに美しく育てた娘スヒョンが子どもを失い、更には殺人者になってしまいました。ゴウンは、スヒョンを刑務所に送り、食べることも、寝ることもできないほど苦しんでいました。ただ刑務所の周りを歩き回り、どれほど声を枯らして泣いたか分かりません。それでもゴウンは倒れるわけにはいきませんでした。どうしても自分の娘を守らなければならなかったのです。
チャン・ヒョンジャ（演：カン・エシム）
ウン・スヒョンの同じ収監者です。許されざる大きな罪を犯した後、20年の刑を言い渡され服役中の長期囚です。生きる意志を失い、崩れていくスヒョンを、ぎこちないながらも細やかに気遣い、支えます。スヒョンが再び立ち上がることができるように手助けする人物です。
カン・ゴンウ（演：イ・ジュン）
6歳のスヒョンの息子です。存在そのものが愛である人物で、スヒョンの回想や夢によく登場します。
ホン・スジン（演：ヤン・ヘジ）
ソンニュルの親しい友人で、タフティング工芸家です。ソンニュルの長年の友人であり、彼が心を開ける唯一の人物です。様々な分野で才能があり、ソンニュルが助けを必要とする時には手を差し伸べます。現在はタフティング工芸家として活動しており、ガールクラッシュが人間になったらまさにスジンのような存在です。直接的で飾らない、爽やかで正直な性格ですが、特にソンニュルの前ではどうしてもぎこちなくなってしまいます。
パク・ヨング（演：キム・ウヒョン）
ソンニュルの親友で廃車場の仲間。ソンニュルのことなら自分のことのように手伝ってくれる義理堅い人です。
カン・テホ（演：チン・ゴンウ）
神経外科の研修医です。明るく活発な典型的な末っ子で、年の差がある兄のスホを父親のようによく慕っています。しかし、兄のスホよりもさらに好きな人は、兄嫁のスヒョンです。スジンに一目惚れする人物です。
チョン・ミョンヒ（演：キル・ヘヨン）
スホの母親で、スヒョンの姑です。厳格な性格の持ち主で、一人で二人の息子を記者と医者に育て上げたことに大きなプライドを持っています。しかし、その日の事故によってミョンヒの人生もすべてが変わってしまいました。恐ろしい事故で孫を失ったのは天が落ちるような出来事でしたが、その上、殺人犯の嫁を持つことは、ミョンヒにとって、いや息子スホの人生にとって、絶対に受け入れられないことです。
ハンサン（演：ソン・ジル）
以前は有能な刑事でしたが、現在は質屋の店主です。キム・ジュンがソウル市長だった時に、スホと共にキム・ジュンの不正を暴く活動をしていた結果、刑事としての職を辞めました。スホの依頼で重要な仕事を引き受ける、信頼できる人物です。
キム・ジュン（演：パク・ヒョックォン）
以前のソウル市長で、現在は韓国連合党の代表であり、物語の中で重要なミステリアスな人物です。表面上は余裕があり、カリスマと完璧なマナーを持つ一方で、冷酷な本性を隠しています。自身の出世のためなら、どんな手段も選ばず、障害となる要素は容赦なく排除する権力者です。
しかし、大衆の目には、正義感があり、果敢で、カリスマあふれる非の打ち所のない政治家として映ります。金石をも開く（困難をも乗り越える）という強い意志を持ち、その精神で今の地位に上り詰めました。しかし、頂点が目の前にあるにも関わらず、再び彼、カン・スホが数年前に自分の不正を掘り下げたことで、この度も足を引っ張ることになります。
ユン・へグム （演：チャ・スヨン）
ウン・スヒョンの隣人で、ヒジェの母親、そして金ギャラリーの館長です。誰もがへグムについて正確に知っている人はいません。彼女はてんかんを患う息子と二人で暮らしていることが知られています。スヒョンの味方なのか敵なのか、その立場がはっきりしない人物です。
ユン・ヒジェ（演：チン・ジェヒ）
へグムの息子でゴンウより一歳年上です。ゴンウとは友達のように過ごしている。てんかんを患っている。
クォン・ジウン （演： オ・マンソク）
ジェファ建設の代表です。ウン・スヒョンが復讐を行うきっかけを作った人物であり、スヒョンの全てを奪ったあの日の事故の主犯です。気難しく、怒りっぽい性格の持ち主です。
クォン・ミンヒョク（演：イム・ジソプ）
人生どん底を生きる男で、愛する家族を奪った人への復讐心に満ちています。
キム・シラ（演：チョン・ヒョナ）
心理学科教授で、過去の出来事をきっかけにスヒョンの助っ人になる人物です。
『ワンダフルワールド』見どころ
信頼できる『ワンダフルワールド』のキャスト
Disney+ (ディズニープラス)韓国ドラマ『ワンダフルワールド』は、13年ぶりにMBCのドラマに戻ってくる「ドラマの女王」キム・ナムジュ、ロマンチックコメディやファンタジーに続いてミステリーに挑戦するチャウヌ、出演する作品ごとに独特のキャラクターで視聴者を魅了し続けてきたキム・ガンウ、そして安定した演技力で存在感を示してきたイム・セミなど、信頼を寄せられる俳優たちが出演することで、2024年最も期待される作品として注目を集めています。
サスペンスジャンルに強い制作陣
『トレーサー1,2』や『ボイス2』で高い没入感と感覚的な演出で好評を得たイ・スンヨン監督と、『嘘の嘘』や『清潭洞＜チョンダムドン＞スキャンダル』などで優れた筆力と引き込まれる展開で多くの愛を受けたキム・ジウン作家が手を組み、期待を高めています。ドラマ制作陣は「キム・ジウン作家のしっかりとした脚本とイ・スンヨン監督の没入感ある演出はもちろん、撮影が進むにつれてキム・ナムジュ、チャウヌ、キム・ガンウ、イム・セミなどの俳優たちのキャラクターが魅力を増している。2024年に視聴者に完成度高くて面白い作品を提供できることを楽しみにしている」として、ドラマに対する強い自信を示しています。
ミステリーなストーリー
Disney+ (ディズニープラス)韓国ドラマ『ワンダフルワールド』は、完璧な幸せを享受していたウン・スヒョンがある日突然、若い息子を失い、深い絶望に陥った「その日」を起点に、重なるミステリーを一つずつ解き明かしていく過程を描いています。突然起きた若い息子の死、キム・ナムジュが収監生活中に知り得た放火犯罪被害児童の存在、キム・ナムジュが出所後に遭遇する謎の事件などが複雑に絡み合い、視聴者を巨大なミステリーの世界へと誘います。また、すべての事件の発端となる「その日」の秘密が少しずつ明らかになり、訪れる波乱は強烈な没入感を提供することでしょう。
『ワンダフルワールド』まとめ
Disney+ (ディズニープラス)韓国ドラマ『ワンダフルワールド』は、深い心の傷を抱えた登場人物たちが織り成す、感動とサスペンスが融合したユニークな作品です。ASTROチャウヌとキム・ナムジュの新たな挑戦が光る本作は、必見のドラマと言えるでしょう。Disney+での独占配信を是非お見逃しなく。
